スタッフブログ
ボンジュール(*'▽')フランス 10.格付けシャトー
2015年07月01日
こんにちは。だわり屋のタカコです。
さて、フランス研修も残すところあと3日。
今日はボルドーのジロンド川左岸「Haut-Medocオー・メドック地区」と
川を渡って右岸の「St-Emilionサンテミリオン地区を訪ねます。
ワインアドバイザー試験の勉強で、まず最初にブチ当たる壁(◎_◎;)が、
61の「格付けシャトー」を覚えること。
もちろんフランス語表記です。苦労したわぁ(笑)
有名な第1級には
CH・LafiteRothschldシャトー・ラフィット・ロートシルト
CH・Latourシャトー・ラトゥール
CH・Margauxシャトー・マルゴー
CH・Mouton-Rothschildシャトー・ムートン・ロートシルト
CH・Haut-Brion・シャトー・オーブリオン
世に言う「5大シャトー」です。
第2級には
CH・Montroseシャトー・モンローズ
CH・Pichon-Longville-Baronシャトー・ピション・ロングヴィル・バロン
・・・・・・・・・・・・
・・・全部言ってるとキリがないのでやめておきます。こんな調子で61シャトー(生産者)を暗記します。
そんな必死で覚えたシャトー名を冠した建物や畑が次々と車窓に現れ・・
やばいっ。興奮するわ~\(◎o◎)/!
Latourラトゥール!! 威厳のあるたたずまい。
そしてMargauxマルゴー!! ほんとシャトーの呼び名通り、お城のよう。
これがMargauxの畑。畑だというのに砂利(石ころ)がたくさん混ざっています。
これはボルドー左岸の特徴。
ピレネー山脈から川を下ってきた砂利が堆積した土壌。
この土地のとっても重要なブドウ品種「カベルネ・ソーヴィニオン」は暖かい地を好みます。
砂利が昼間の太陽熱を蓄熱し、急激に温度が下がる夜間でもブドウの樹はヌクヌク。
夏なんかは特に、砂利の上を素足で歩くと、夜でもほんのり暖かいでしょ?
道理にかなっているのですね。
ほかにも・・・
えっらいスピードで車をとばす日本人ガイドのお姉ちゃん(あ、失礼っ)の運転にもめげず、
バシバシ撮っていただきました。
そして1件目の訪問シャトー
メドック格付け第2級「Chateau Pichon-Longville Baronピション・ロングヴィル・バロン
やはりとても荘厳な構え。
先に訪ねた「ブルゴーニュ」はブドウ栽培からワイン醸造、瓶詰まで自家で行う、比較的こじんまりと経営する「ドメーヌ」が多いのに対し
ここボルドーは自分で育てたブドウ、ほかの人から買ったブドウ、そしていろんなブドウの種類をブレンドしてたくさんワイン造りをする
大規模な会社が多いのも特徴。
社長さんは、ブドウ栽培やワイン醸造には携わらないという方も多いのだとか。
シャトーというのは、お城という意味ですが、言ってみれば「会社の社屋」なのです。
まずは畑へ。
害虫を防ぐ「フェロモン誘発剤」を使用。匂いは・・・ありませんね。オス蛾にしか分からない、たまらない匂いなんでしょうね(笑)
ブドウと同じ害虫がつき、ブドウより先に被害にあうので、害虫の発生を発見するのに役立っていた「バラ」
(今は昔の名残で、飾り的に咲かせているそうです)
そしてセラーへ潜入('◇')ゞ
見事な数の「新樽」!!!
来た!待ってました!デギュスタシオン(テイスティング)(*´з`)
シャトーのファーストラベル
セカンドラベル
サードラベル
を順に試飲。
ヴィンテージはすべて2012年。
(ヴィンテージって「収穫した年」のことなんですヨ)
まだまだ若くてガチガチに硬い舌触り。
セカンド、サードはあと5年、
ファーストラベルの飲み頃は2027年ごろだとか。
このワインの最高のポテンシャルを楽しむためには、実にあと12年の月日がこの瓶の中で流れなくてはならい、ということ。
う~ん、ロマンだわ♡
ワインの「ランク」の違いを感じ取るとても良い経験になりました。
この後は町全体が世界遺産にも登録されている対岸のSt-Emilion地区へと向かいます。
続きはまた読んで・・・S'il vous plaitスィルヴプレ=Please
さて、フランス研修も残すところあと3日。
今日はボルドーのジロンド川左岸「Haut-Medocオー・メドック地区」と
川を渡って右岸の「St-Emilionサンテミリオン地区を訪ねます。
ワインアドバイザー試験の勉強で、まず最初にブチ当たる壁(◎_◎;)が、
61の「格付けシャトー」を覚えること。
もちろんフランス語表記です。苦労したわぁ(笑)
有名な第1級には
CH・LafiteRothschldシャトー・ラフィット・ロートシルト
CH・Latourシャトー・ラトゥール
CH・Margauxシャトー・マルゴー
CH・Mouton-Rothschildシャトー・ムートン・ロートシルト
CH・Haut-Brion・シャトー・オーブリオン
世に言う「5大シャトー」です。
第2級には
CH・Montroseシャトー・モンローズ
CH・Pichon-Longville-Baronシャトー・ピション・ロングヴィル・バロン
・・・・・・・・・・・・
・・・全部言ってるとキリがないのでやめておきます。こんな調子で61シャトー(生産者)を暗記します。
そんな必死で覚えたシャトー名を冠した建物や畑が次々と車窓に現れ・・
やばいっ。興奮するわ~\(◎o◎)/!
Latourラトゥール!! 威厳のあるたたずまい。
そしてMargauxマルゴー!! ほんとシャトーの呼び名通り、お城のよう。
これがMargauxの畑。畑だというのに砂利(石ころ)がたくさん混ざっています。
これはボルドー左岸の特徴。
ピレネー山脈から川を下ってきた砂利が堆積した土壌。
この土地のとっても重要なブドウ品種「カベルネ・ソーヴィニオン」は暖かい地を好みます。
砂利が昼間の太陽熱を蓄熱し、急激に温度が下がる夜間でもブドウの樹はヌクヌク。
夏なんかは特に、砂利の上を素足で歩くと、夜でもほんのり暖かいでしょ?
道理にかなっているのですね。
ほかにも・・・
えっらいスピードで車をとばす日本人ガイドのお姉ちゃん(あ、失礼っ)の運転にもめげず、
バシバシ撮っていただきました。
そして1件目の訪問シャトー
メドック格付け第2級「Chateau Pichon-Longville Baronピション・ロングヴィル・バロン
やはりとても荘厳な構え。
先に訪ねた「ブルゴーニュ」はブドウ栽培からワイン醸造、瓶詰まで自家で行う、比較的こじんまりと経営する「ドメーヌ」が多いのに対し
ここボルドーは自分で育てたブドウ、ほかの人から買ったブドウ、そしていろんなブドウの種類をブレンドしてたくさんワイン造りをする
大規模な会社が多いのも特徴。
社長さんは、ブドウ栽培やワイン醸造には携わらないという方も多いのだとか。
シャトーというのは、お城という意味ですが、言ってみれば「会社の社屋」なのです。
まずは畑へ。
害虫を防ぐ「フェロモン誘発剤」を使用。匂いは・・・ありませんね。オス蛾にしか分からない、たまらない匂いなんでしょうね(笑)
ブドウと同じ害虫がつき、ブドウより先に被害にあうので、害虫の発生を発見するのに役立っていた「バラ」
(今は昔の名残で、飾り的に咲かせているそうです)
そしてセラーへ潜入('◇')ゞ
見事な数の「新樽」!!!
来た!待ってました!デギュスタシオン(テイスティング)(*´з`)
シャトーのファーストラベル
セカンドラベル
サードラベル
を順に試飲。
ヴィンテージはすべて2012年。
(ヴィンテージって「収穫した年」のことなんですヨ)
まだまだ若くてガチガチに硬い舌触り。
セカンド、サードはあと5年、
ファーストラベルの飲み頃は2027年ごろだとか。
このワインの最高のポテンシャルを楽しむためには、実にあと12年の月日がこの瓶の中で流れなくてはならい、ということ。
う~ん、ロマンだわ♡
ワインの「ランク」の違いを感じ取るとても良い経験になりました。
この後は町全体が世界遺産にも登録されている対岸のSt-Emilion地区へと向かいます。
続きはまた読んで・・・S'il vous plaitスィルヴプレ=Please
Posted by だわり屋 at 14:16│Comments(0)
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